暗号資産・仮想通貨の用語集|初心者向けに基本から新しい用語まで解説

cryppen-仮想通貨の用語解説

暗号資産(仮想通貨)の記事を読んでいて、「ガス代」「レイヤー2」「RWA」などの言葉で止まってしまうことはありませんか。この用語集では、売買の基本からウォレット、DeFi、新しい技術まで、言葉の意味と注意点をやさしく解説します。最初から全部覚える必要はありません。知りたい項目だけ、目次や下の分野別リンクから探してみてください。

情報確認日:2026年10月4日。サービスの提供状況や利用条件は変わるため、申込み・送金の前には各社の公式案内を確認してください。当ページには広告リンクが含まれます。

知りたい分野から探す

暗号資産の基本と売買で使う用語 / ウォレットと送金・安全管理の用語 / DeFiと資産運用で使う用語 / ステーブルコイン・RWA・トークンの用語 / レイヤー2とブロックチェーン技術の用語 / NFT・Web3・コミュニティの用語

初めての方は「販売所と取引所」「スプレッド」「ウォレット」「シードフレーズ」から読むと、売買と保管の違いをつかみやすくなります。

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知らない言葉が出てきたら、目次やページ内検索から調べてみましょう。売買の基本から、新しい技術の用語まで、具体例を交えて説明します。

注目の暗号資産4つのキーワード

まずは、金融サービスや資金調達の話で登場する4つの用語を確認しましょう。意味だけでなく、何ができるのか、どんな注意点があるのかも一緒に読むと理解しやすくなります。

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「保有する」「貸す」「ネットワークの検証に参加する」は別のことです。似たサービスの名前でも、資産の預け先と報酬の仕組みを確認しましょう。

DeFi(分散型金融)とは

DeFiはDecentralized Financeの略で、日本語では分散型金融といいます。ブロックチェーン上のプログラムを使い、資産の交換や貸借などを行うサービスの総称です。

Defiとは

  • スマートコントラクトなどを通じて、資産の交換・貸借などを行う仕組み

取引記録を確認できる利点がありますが、運営者の権限や外部の価格情報に依存する仕組みもあります。ガス代が高くなる場合や、プログラムの欠陥で資産を失う場合もあります。透明性が高いことと安全であることは別です。

IEO(取引所を通じたトークン販売)とは

IEOとは

  • プロジェクトが発行するトークンを、暗号資産交換業者を通じて販売する資金調達の方法です。


ICOと異なり、交換業者が募集・販売などに関わる点が特徴です。ただし、業者の審査を経ても価格下落や事業の失敗、不正のリスクがなくなるわけではありません。販売価格、配布数量、上場予定、購入条件を確認します。

ステーキング

ステーキングとは

  • PoSなどのネットワークの検証を支えるために資産をステークし、条件に応じて報酬を得る仕組み。

自分で検証者を運営する方法や、サービスを通じて参加する方法があります。対象資産、出金の待ち時間、運営側の手数料は方式ごとに異なります。すべての暗号資産で利用できるわけではありません。

報酬を受け取っても、資産価格の下落やペナルティで円換算では損失になる場合があります。固定金利の預金ではなく、元本保証もありません。

国内サービスを調べる場合はGMOコインやコインチェックなど各社の公式案内で、提供の有無・対象資産・参加条件を確認してください。貸暗号資産とステーキングは異なるサービスです。

STO(セキュリティトークンによる資金調達)とは

STOとは

  • 株式や受益権などの証券に関する権利をデジタル化したセキュリティトークンを発行し、資金を集める方法です。

一般的な暗号資産の販売とは異なり、証券に関するルールが関わります。保有者の権利、分配の条件、売却できる市場などを確認してください。トークン化していても元本が保証されるわけではありません。

暗号資産の関連用語を調べる

【アバター】

アバターは、オンライン空間で自分の分身として使うキャラクターです。メタバースでは服装や表情を変えて交流できます。アバターそのものがNFTとは限らず、購入した衣装を別のサービスで使えるかも個別の仕様によります。

【Axie Infinity】

Axie Infinityは、Axieというキャラクターを育成し、対戦などを楽しむブロックチェーンゲームです。ゲーム内の報酬やNFTに経済的な価値が付く場合がありますが、価格や参加条件は変わります。遊ぶだけで生活費を稼げると考えないようにしましょう。

【アービトラージ】

アービトラージは、同じ資産の市場間の価格差を利用する取引で、日本語では裁定取引といいます。安い市場で買い、高い市場で売る方法ですが、送金時間・手数料・価格変動によって想定した利益がなくなることがあります。

【ICO(アイシーオー)】

ICOは、プロジェクトがトークンを発行して資金を集める方法です。購入者に株主と同じ権利が付くとは限りません。事業が完成しない場合や不正な募集もあるため、発行者・用途・購入条件を確認する必要があります。

【インフレ通貨】

暗号資産でインフレ型という場合は、供給量が増える設計を指すことがあります。発行上限の有無だけでなく、発行速度とバーンによる減少も見ます。供給が増えたから必ず値下がりするという意味ではありません。

【イーサリアム】

イーサリアムは、スマートコントラクトを動かせるブロックチェーンです。送金だけでなく、DeFiやNFTなどのアプリケーションにも使われます。ネットワーク上の暗号資産はEther(イーサ)、単位はETHです。2022年9月のThe Mergeで合意方式をPoWからPoSへ移行しました。

【イーサリアム・キラー】

イーサリアム・キラーは、イーサリアムと競合するブロックチェーンを指す通称です。SolanaやAvalancheなどが例として挙げられますが、公式の分類ではありません。手数料や速度に加えて、利用者数・開発環境・障害やセキュリティも比べましょう。

【AR(Augmented Reality)】

ARは拡張現実のことです。スマートフォンのカメラで映した現実の景色に、キャラクターや文字などを重ねて表示します。現実を補うARと、仮想空間に入るVRは別の技術で、どちらもブロックチェーンを必須としません。

【カウンターパーティーリスク】

カウンターパーティーリスクは、取引相手が約束を果たせなくなるリスクです。取引所や貸出先の破綻で、預けた資産が返ってこない場合も含みます。暗号資産の値動きとは別に、誰に資産を預けるかを考える必要があります。

【 気絶投資法】

気絶投資法は、値動きを頻繁に見ず、長期保有する姿勢を表す俗語です。正式な金融商品や利益を保証する方法ではありません。放置している間のサービス終了・不正アクセス・資産価値の下落にも注意が必要です。

【キャピタルゲイン】

キャピタルゲインは、資産の値上がりを利用して売却時に得る利益です。1万円で購入した資産を1万2,000円で売ると、費用を除く前の差額は2,000円です。値下がりで損失が出る場合はキャピタルロスといいます。

【クリプトカレンシー】

クリプトカレンシーは、暗号技術を使うデジタルな通貨・資産を指す英語です。日本では暗号資産(仮想通貨)という表記が使われます。暗号技術を使うことと、価格や元本が守られることは別です。

【公開鍵】

公開鍵は、秘密鍵から作られ、電子署名を検証するために使う情報です。アドレスの生成に関わる場合もあります。送金先として通常相手に伝えるのはウォレットの受取アドレスで、秘密鍵ではありません。

【 コールドウォレット】

コールドウォレットは、秘密鍵をインターネットから切り離して管理する方式です。オンラインからの盗難リスクを減らせますが、機器の紛失や復元用情報の流出まで防げるわけではありません。資産はブロックチェーン上に記録されています。

【51%攻撃】

51%攻撃は、主にPoWで攻撃者がネットワークの計算能力の過半を握り、取引履歴の組み替えや二重支払いを狙う攻撃です。他人の秘密鍵を自由に使えるわけではありません。実際に攻撃されたチェーンもあり、起こらないと断定できません。

【誤送金】

誤送金は、アドレス・ネットワーク・必要なタグなどを間違えて送ることです。確定した取引は通常取り消せません。受取先の対応によって回収できる場合もありますが、保証はありません。送金前に対応ネットワークと入力情報を確認しましょう。

【コンセンサスアルゴリズム】

コンセンサスアルゴリズムは、ネットワーク参加者が共通の取引記録に合意するための仕組みです。代表例はPoWとPoSです。単純に参加者の人数で多数決をするとは限らず、計算能力やステーク量など、方式ごとに条件が異なります。

【Coinbase】

Coinbaseは、暗号資産の取引や保管などに関わるサービスを展開する企業・ブランドです。提供地域や商品はサービスごとに異なります。海外で利用できる機能が日本でも使えるとは限らないため、居住国向けの公式案内を確認します。

【Coincheck NFT】

Coincheck NFTは、コインチェックが提供するNFTマーケットプレイスです。NFTを売買する場所であり、メタバースそのものではありません。取扱作品や決済に使える暗号資産などは、公式サイトで確認してください。

【サイドチェーン】

サイドチェーンは、別のブロックチェーンと連携しながら独自に動くチェーンです。資産を移すためにブリッジを使うことがあります。元のチェーンと同じ安全性を自動的に受け継ぐわけではなく、独自の検証者や仕組みにも依存します。

【指値注文】

指値注文は、買う価格や売る価格を指定する注文です。条件に合う相手がいないと成立しません。価格への到達をきっかけに注文を出す逆指値とは異なります。指値は希望した価格で必ず全量を売買できるという意味ではありません。

【SATOSHI】

satoshi(サトシ)は、ビットコインの基本単位の一つです。1 satoshiは0.00000001 BTCで、1 BTCは1億satoshiです。BTCを1枚丸ごと買わず、少額に分けて購入できることがわかります。

【サトシ・ナカモト】

サトシ・ナカモトは、ビットコインの論文を発表し、初期の開発に関わった人物または集団の名義です。実際の身元は確定していません。人物の正体に関する説と、ビットコインの仕組みの説明は分けて理解しましょう。

【時価総額】

時価総額は、一般に市場で流通する数量に価格を掛けて求める指標です。1枚100円で100万枚流通していれば1億円です。実際に流入した資金の総額ではなく、全量をその価格で売れることも意味しません。

【スケーラビリティ問題】

スケーラビリティ問題は、利用者や取引が増えたとき、処理速度や費用などに限界が出る問題です。混雑で手数料が上がることもあります。レイヤー2などの改善策がありますが、速度・安全性・分散性のバランスを考える必要があります。

【 生体認証】

生体認証は、顔や指紋などを使って本人を確認する仕組みです。アプリや端末のロック解除に使われます。便利ですが、復元フレーズの流出や偽サイトへの署名まで防ぐものではありません。ほかの対策と組み合わせます。

【セグウィット】

SegWitは、取引の署名に関わるデータの扱いを変更したビットコインの更新です。2017年に導入され、取引IDの改変に関わる問題への対策や、ブロック容量の有効活用につながりました。単なるデータ圧縮とは異なります。

【ソフトフォーク】

ソフトフォークは、旧ルールでも受け入れられる範囲で、新しい検証ルールを厳しくする更新です。旧ルールとの互換性を保つことが特徴です。利用者がいつでも何も対応しなくてよいという意味ではありません。

【DApps(ダップス)】

DAppsは分散型アプリケーションのことです。ブロックチェーン上のスマートコントラクトを使い、取引やゲームなどを動かします。画面を提供するサーバーや管理権限など、一部に中央管理の要素が残るサービスもあります。

【 デイトレード】

デイトレードは、原則としてその日のうちに売買を終える取引方法です。短い値動きを狙いますが、手数料や判断ミスが積み重なることがあります。より短時間の取引はスキャルピング、数日以上にまたがる取引はスイングトレードと呼ばれます。

【デフレ通貨】

暗号資産でデフレ型という場合は、供給が減る設計や、増加が抑えられる性質を指すことがあります。発行上限があるビットコインも、新規発行が直ちにゼロになるわけではありません。希少性があっても値上がりは保証されません。

【DX (デジタルトランスフォーメーション)】

DXは、デジタル技術で仕事の進め方やサービス、事業の仕組みを変えることです。紙の手続きを電子化するだけでなく、利用者の体験や業務そのものを改善します。ブロックチェーンはそのための技術の選択肢の一つです。

【Decentraland(ディセントラランド)】

Decentralandは、仮想空間を探索し、交流やコンテンツ制作を行えるメタバースのプロジェクトです。土地などをNFTとして扱う仕組みがあり、関連トークンはMANAです。NFTを買えば収益が得られるという意味ではありません。

【DeFi (分散型金融)】

DeFiは、ブロックチェーンとスマートコントラクトを使う金融サービスの総称です。交換や貸借などができますが、管理者の権限や外部データへの依存も確認が必要です。分散型という名称だけで安全性を判断しないようにしましょう。

【 トークン】

トークンは、ブロックチェーン上で発行・管理されるデジタルな単位です。支払い、サービスの利用、投票、権利の表現など用途はさまざまです。既存のチェーン上で発行するものを、独自チェーンのコインと区別して呼ぶこともあります。

【トラストレス】

トラストレスは、特定の相手を信用する必要を減らし、公開されたルールや検証に頼れる性質を指します。何も信用しなくてよいという意味ではありません。利用するソフトや鍵の管理、外部情報の仕組みには別の前提があります。

【トランザクション】

トランザクションは、ブロックチェーンへ送る取引や処理の記録です。暗号資産の送金だけでなく、トークン交換やNFT購入なども含まれます。送信した段階と、ブロックに取り込まれて確認された段階は区別します。

【トレーディングカード(トレカ)】

トレーディングカードは、収集・交換・対戦などを楽しむカードです。NFTとして発行されるデジタルカードもありますが、すべてのカードがNFTではありません。保有権と、絵柄の著作権や商用利用権は別です。

【ドット絵】

ドット絵は、小さな画素を使って形を表現する画像で、ピクセルアートとも呼ばれます。NFT作品で使われることもありますが、画像の表現方法とNFTの仕組みは別です。NFTにしただけで作品の価値が上がるわけではありません。

【二段階認証】

二段階認証は、パスワードに加えて認証コードなどの確認を行う仕組みです。認証アプリやセキュリティキーなどが使われます。コードを偽サイトへ入力すると悪用される場合があるため、ログイン先のURLも確認します。

【半減期】

ビットコインの半減期は、新しいブロックに対する新規発行報酬が21万ブロックごとに半分になる仕組みです。目安は約4年ですが、日付は固定ではありません。2024年の半減期後の報酬は3.125 BTCで、取引手数料は別です。価格上昇を保証するイベントではありません。

【Binance NFT】

Binance NFTは、Binanceに関連するNFTマーケットプレイスの名称です。取扱いや利用可能な地域・機能は変わることがあります。海外サービスを国内で使えるとは限らず、最新の公式案内と居住国向けの条件を確認してください。

【スマートコントラクト】

スマートコントラクトは、あらかじめ書かれた条件に従って動くプログラムです。トークン交換などを自動処理できますが、コードの欠陥や管理権限の悪用があると損失につながります。法律上の契約や、現実の出来事の正しさを自動的に保証するものではありません。

【BTC】

BTCは、ビットコインの通貨単位・銘柄記号です。0.001 BTCのように小数で表せます。サービスによってはXBTと表記されることもあります。BTCという記号だけでなく、実際に受け取る資産と送金ネットワークを確認します。

【ビットコインアドレス】

ビットコインアドレスは、BTCを受け取るための宛先です。形式によって長さや先頭の文字が異なります。取引所の口座番号や秘密鍵とは別です。別の資産や非対応のネットワークから送らないよう、受取画面の案内を確認します。

【秘密鍵】

秘密鍵は、資産を動かす電子署名を作るための秘密情報です。知った人に資産を動かされるおそれがあるため、他人へ渡してはいけません。サポート担当者を名乗る相手にも共有しません。流出しても法律上の所有権が自動的に移るという意味ではありません。

【ブロックチェーン】

ブロックチェーンは、取引などの記録をブロックにまとめ、前の記録と暗号技術でつなぐ仕組みです。複数の参加者が検証することで改ざんを難しくします。ただし、入力された情報が現実に正しいことや、サービス全体が安全なことまで保証しません。

【ブロックチェーンゲーム (NFTゲーム、GameFi)】

ブロックチェーンゲームは、アイテムや報酬などの管理にブロックチェーンを使うゲームです。NFTゲームやGameFiという呼び方もあります。ゲーム運営の継続やアイテムの売却価格は保証されず、初期費用を回収できない場合もあります。

【Play-to-Earn】

Play-to-Earnは、ゲームを通じてトークンやNFTなどの報酬を得る考え方です。報酬を円に換えるには売却できる市場が必要です。参加費・手数料・報酬の値下がりもあるため、獲得枚数と実際の利益を分けて考えましょう。

XRP Ledgerのコンセンサス

XRP Ledgerのコンセンサスは、ネットワーク参加者が取引記録に合意する仕組みです。XRP Ledgerでは、参加サーバーが信頼するバリデーターの提案などを基に取引へ合意します。Ripple社だけが全取引を承認する仕組みではありません。PoCという略語は別の方式にも使われるため、文脈を確認します。

PoI(プルーフ・オブ・インポータンス)

PoI(末尾は小文字のlではなく大文字のI)は、Proof of Importanceの略で、NEMで用いられる合意方式です。保有量だけでなく取引活動などを重要度の評価に取り入れます。集中や偏りの懸念を完全になくす仕組みではありません。

【PoS (プルーフ・オブ・ステーク)】

PoSは、暗号資産をステークしてネットワークの検証に参加する合意方式です。イーサリアムが採用しています。ルール違反などに対するペナルティがある方式もあり、資産を持っているだけで必ず固定の報酬が得られるとは限りません。

【PoW (プルーフ・オブ・ワーク)】

PoWは、計算による仕事の証明を使って新しいブロックを作る合意方式です。ビットコインなどが採用し、参加者の計算競争をマイニングと呼びます。設備や電力が必要です。イーサリアムは2022年9月にPoSへ移行しています。

【Polygon Network】

Polygonは、イーサリアム周辺の処理能力拡大などに関わるプロジェクト群です。Polygon PoSなど、仕組みの異なるネットワークがあります。Polygonという名称だけで全部を同じレイヤー2として扱わず、実際に使うチェーンと安全性を確認します。

【 ボラティリティ】

ボラティリティは、価格変動の大きさを表す言葉です。高いほど、大きく上がる可能性と大きく下がる可能性の両方があります。利益の出やすさそのものを示す指標ではありません。

【ボクセルアート】

ボクセルアートは、小さな立方体を組み合わせて作る立体的な表現です。立体のドット絵をイメージするとわかりやすく、メタバースの建物やキャラクターにも使われます。作品制作とNFT発行は別の作業です。

【マイニング】

マイニングは、主にPoWのネットワークで計算を行い、新しいブロックの作成を競う活動です。成功した参加者は新規発行報酬や手数料を受け取れますが、機器代や電気代を含めた採算は保証されません。

【マーケットプレイス】

マーケットプレイスは、売り手と買い手が参加して取引する市場です。NFTでは作品を出品・購入する場所を指します。出品されていることは、本物の作品であることや運営による価値の保証を意味しません。

【 マルチシグネチャ】

マルチシグネチャは、資産を動かすために複数の鍵の署名を求める仕組みです。たとえば3つの鍵のうち2つの署名を必要にできます。1つの鍵の流出に備えられますが、必要数の鍵を失うと送金できなくなります。

【MANA】

MANAは、Decentralandに関連するトークンです。仮想空間のサービスやアイテムなどに関わる用途があります。プロジェクトへの関心が高まっても、トークンの価格や利用者の利益が保証されるわけではありません。

メタバース

メタバースは、オンライン上で人が交流し、活動できる仮想空間を指す言葉です。ゲーム、イベント、制作などに使われます。VR機器やNFT、暗号資産が必須とは限らず、サービスごとに参加方法が異なります。

【Meta】

Metaは、FacebookやInstagramなどに関わる企業の名称です。メタバースという一般的な概念と、Metaという企業は別です。Metaに関連するという宣伝だけで、トークンが同社の公式商品だと判断しないようにしましょう。

【 ライトニングネットワーク】

ライトニングネットワークは、ビットコインを使った少額決済などを効率よく行うための仕組みです。決済チャネルを利用し、すべての支払いを直接メインチェーンへ記録せず処理します。送金可能額や経路、利用するウォレットの条件による制約もあります。

関連用語の参考:Bitcoin.org、Ethereum.org、XRP Ledgerの合意方式。

暗号資産の基本と売買で使う用語

暗号資産(仮想通貨)

インターネット上で移転できるデジタルな資産です。ビットコインやETHなどがあり、円やドルのような法定通貨とは異なります。名称が「通貨」でも、国が価値を保証するものではありません。

ビットコイン(Bitcoin)

中央の発行者を置かず、参加者が取引を検証する仕組みを持つ暗号資産です。銘柄記号はBTCです。送金や保有に使われますが、価格は変動し、銀行預金と同じ保護を受けるものではありません。

アルトコイン

一般にビットコイン以外の暗号資産をまとめて呼ぶ言葉です。ETHなども含まれます。同じ分類でも用途や仕組みは異なるので、名前や価格の安さだけで選ばず、発行量と利用目的を確認します。

現物取引

実際の暗号資産を購入・売却する取引です。レバレッジ取引と異なり、購入した資産を保有するのが基本です。保有数量が変わらなくても、価格が下がれば円換算の価値は減ります。

販売所と取引所

販売所は運営業者が相手となって売買する方式、取引所は注文を照合して売買する方式です。国内サービスでは同じアプリに両方ある場合があります。表示の売買手数料だけでなく、実際の購入価格と売却価格を比べます。

スプレッド

買う価格と売る価格の差です。たとえば買値100円・売値97円なら差は3円で、同じ時点ですぐ売ると差額が負担になります。手数料無料でも、スプレッドがゼロとは限りません。

成行注文

価格を指定せず、その時点の相手注文に合わせて売買する方法です。成立を優先できますが、板が薄いと複数の価格で約定し、想定より不利になる場合があります。注文前に数量と取引の厚みを確認します。

板・板取引

板は、買いたい人と売りたい人の注文価格・数量を並べた画面です。近い価格に注文が多ければ売買しやすい傾向があります。表示中の注文は変更や取消しが可能で、その数量が必ず維持されるわけではありません。

流動性

資産を大きな価格差なく売買できる度合いです。取引量や注文の厚みが少ないと、売りたいときに売れない場合があります。時価総額が大きくても、使う市場や取引ペアの流動性が十分とは限りません。

スリッページ

注文時に想定した価格と、実際に成立した価格のずれです。市場の急変や注文数量の大きさなどで起こります。DEXの許容幅を広げると取引が通りやすくなる一方、不利な条件で成立する可能性も増えます。

レバレッジ

証拠金を基に、その金額より大きな規模の取引をする仕組みです。利益だけでなく損失も大きくなります。現物を少額で買う方法とは性質が違い、仕組みや追加の負担を理解できないうちは利用を急がないほうがよいでしょう。

ロスカット・清算

証拠金や担保が基準を下回ったとき、取引を強制的に終了する処理です。損失の拡大を抑える目的がありますが、急変時に希望した価格で終わるとは限りません。DeFiでは担保が売却される清算もあります。

ドルコスト平均法

同じ資産を、決まった間隔で決まった金額ずつ買う方法です。毎月5,000円などと決めると、安いときは多く、高いときは少なく買います。購入時期を分散できますが、長く下落する資産で利益が保証される方法ではありません。

含み益・含み損

保有中の資産を現在の価格で評価したときの利益・損失です。まだ売却していないので、実際の売却額とは異なる場合があります。費用や売買価格の差も含めて、手取りでいくらになるかを考えます。

FDV(完全希薄化後評価額)

将来の供給を含む総供給量などに現在価格を掛けた評価額です。計算に使う数量の定義はデータサービスで異なります。流通量が少ない銘柄では、時価総額とFDVの差が大きくなることがあります。

参考:Bitcoin.orgの用語解説、金融庁の暗号資産利用者向け案内

ウォレットと送金・安全管理の用語

ウォレット

暗号資産の残高を確認し、送金などの操作を行うための道具です。資産を財布の中に保存するというより、ブロックチェーン上の資産を動かす鍵を扱います。取引所の口座と自分で鍵を管理するウォレットでは責任範囲が異なります。

実際の操作はMetaMaskの使い方も参考にしてください。

ホットウォレット

秘密鍵をオンライン環境で扱う方式です。日常の送金やアプリ利用に便利ですが、端末の感染や不正アクセスに注意が必要です。使いやすさだけでなく、復元方法と鍵を誰が管理するかを確認します。

ハードウェアウォレット

専用機器で秘密鍵を管理し、取引へ署名する道具です。鍵を通常のパソコンから隔離できますが、偽機器や復元フレーズの流出、内容を確認しない署名には別のリスクがあります。機器を買えばすべて安全というわけではありません。

シードフレーズ・リカバリーフレーズ

ウォレットの復元に使う、複数の単語でできた秘密情報です。復元フレーズとも呼ばれます。漏れると資産を動かされるおそれがあり、公式サポートを名乗る相手にも渡しません。ログイン用パスワードとは別です。

確認・復元で迷ったときはMetaMaskのリカバリーフレーズの確認方法と注意点を確認できます。

カストディ・セルフカストディ

カストディは資産や鍵の保管・管理を指します。業者に任せる方式と、自分で鍵を管理するセルフカストディがあります。前者には業者の破綻や出金停止、後者には鍵の紛失や誤操作という異なるリスクがあります。

ガス代

イーサリアムなどで取引やプログラム実行に支払うネットワーク費用です。ガスは処理に必要な計算量の単位で、必要量と単価などから費用が決まります。失敗した取引にも費用がかかる場合があるため、実行前の見積りを確認します。

Gwei(ギガウェイ)

ETHの小さな単位で、1 Gweiは0.000000001 ETHです。ガス単価の表示で使われます。単価が低くても複雑な操作は必要なガス量が増えるため、最終的な費用をETHと円換算で確認します。

TXID・トランザクションハッシュ

取引を特定するための識別情報です。送金が遅いとき、TXIDをエクスプローラーで調べると処理状況を確認できます。取引所内だけの移動など、ブロックチェーン上のTXIDが付かない処理もあります。

ブロックエクスプローラー

ブロックや取引、アドレスの履歴を検索するサービスです。送金の成功・失敗や確認数などを調べられます。閲覧のために秘密鍵や復元フレーズを入力する必要はありません。

承認数・ファイナリティ

承認数は、取引が記録されたブロックに後続のブロックがいくつ続いたかなどを示す指標です。ファイナリティは、取引が覆りにくい確定状態を指します。仕組みや入金に必要な条件はチェーン・取引所ごとに異なります。

メモ・宛先タグ

一部の取引所への入金で、受取人の口座を識別するために使う追加情報です。アドレスが合っていても、必要なタグを省くと自動反映されない場合があります。入金画面で必須項目を確認します。

ETH送金の具体的な流れはCoincheckからMetaMaskへ送る方法で解説しています。

Approve(トークン使用承認)

アプリのスマートコントラクトに、一定量のトークンを動かす権限を与える操作です。ウォレットの接続と同じではありません。承認する相手と上限数量を確認し、不要な承認の取消しも検討します。

Revoke(承認の取消し)

以前に与えたトークン使用権限を取り消す操作です。すでに実行された送金を取り消すことはできません。取消しにガス代がかかる場合もあるため、公式の案内や信頼できるツールで対象権限を確認します。

フィッシング

本物に似せたサイトや連絡で、パスワード・復元フレーズ・署名を奪う手口です。検索広告やSNSのリンクも入口になります。「確認のため」と秘密情報を求められても応じず、保存した公式URLから確認します。

ラグプル

プロジェクト側などが資金や流動性を持ち去り、参加者が損失を受ける不正の通称です。単なる値下がりとは区別します。売却制限や管理権限、資金の扱いが見えない企画では、投資を急がないことが大切です。

参考:Ethereum.orgのウォレット解説、ガスと手数料の解説、安全対策の解説

DeFiと資産運用で使う用語

DEX(分散型取引所)

ウォレットを使い、スマートコントラクトなどを通じてトークンを交換する仕組みです。取引所口座を使う中央集権型のサービスとは異なります。偽トークン、流動性不足、プログラムの欠陥などには利用者自身の確認が必要です。

CEX(中央集権型取引所)

企業などの運営主体が口座や注文、資産管理を担う取引サービスです。日本の登録された暗号資産交換業者のサービスなどが該当します。国内向け登録と海外での知名度は別なので、登録状況を確認します。

AMM(自動マーケットメーカー)

注文板の代わりに、資産を集めたプールと計算ルールで交換価格などを決める仕組みです。DEXでよく使われます。取引する量とプールの大きさによって、価格への影響が変わります。

流動性プール・LP

流動性プールは、交換などのために複数の利用者が資産を預ける仕組みです。資産を供給する人をLPと呼びます。手数料収入を得る場合がありますが、価格変動やコントラクトの不具合で損失になることもあります。

インパーマネントロス

流動性を供給した資産の相対価格が変わり、単に保有し続けた場合より評価額が低くなる現象です。引き出すと差が確定する場合があります。手数料収入で必ず埋め合わせできるわけではありません。

イールドファーミング

DeFiで貸出しや流動性供給などを行い、手数料やトークンの報酬を狙う運用です。高い表示利回りでも、報酬トークンの値下がりや費用で損失になる場合があります。複数のサービスを組み合わせるほど依存関係も増えます。

レンディング(貸暗号資産)

暗号資産を貸し、契約に応じた利用料や利息を受け取る仕組みです。ネットワークの検証を支えるステーキングとは異なります。返還条件、貸出先の信用、途中解約の可否を確認し、銀行預金と同じものだと考えないようにしましょう。

APR・APY

APRは年率を表す指標、APYは複利の効果を含めた年換算の利回りを表す指標です。暗号資産サービスでは前提や計算方法が異なる場合があります。表示値が固定なのか、費用を引く前なのか、報酬価格の変動を含むのかを確認します。

TVL(預かり資産総額)

プロトコルなどに預けられた資産の評価額を示す指標です。価格の上昇だけでも増えることがあり、新しい利用者の増加とは限りません。集計範囲や重複の有無も異なり、TVLの大きさだけで安全性を判断できません。

リキッドステーキング・LST

ステーキングした資産に対応するトークンを受け取り、別の用途にも使えるようにする仕組みです。LSTはそのトークンを指します。元の資産との価格差、交換条件、運営やスマートコントラクトのリスクが加わります。

リステーキング・LRT

ステークした資産などを、別のサービスの安全性を支えるためにも利用する考え方です。LRTはリキッドリステーキングに対応するトークンを指します。報酬が増える可能性とともに、追加のペナルティや複雑な運用のリスクも増えます。

スラッシング

PoSなどで、特定のルール違反に対してステークした資産の一部を失うペナルティです。二重の提案などが対象になる場合があります。単なる一時的なオフラインへの罰則とは区別し、対象条件とサービス側の負担範囲を確認します。

参考:DeFiの解説、ステーキングの解説、リステーキングの解説、Uniswapの交換の仕組み、Coincheckの貸暗号資産案内

ステーブルコイン・RWA・トークンの用語

ステーブルコイン

米ドルなどの資産に価値を連動させ、価格の安定を目指すトークンです。法定通貨の準備資産、暗号資産の担保など仕組みは異なります。「安定」という名前でも、価格のずれや償還できないリスクがあります。

ペッグ・デペッグ

ペッグは、特定の資産の価格に連動させることです。デペッグは、その目標価格から外れることを指します。1トークンを1ドルに近づける設計でも、信用不安や売買の偏りで1ドルを下回る場合があります。

RWA(現実資産)

不動産、債券、金など、現実世界の資産や権利をブロックチェーン上で扱う分野です。トークンを保有したときの権利は契約によります。現物の保管、償還条件、法的な位置づけまで確認する必要があります。

トークン化(Tokenization)

資産や権利などを、デジタルなトークンとして表現することです。不動産に関する受益権を小口化して管理する例などがあります。トークン化しただけで、資産の価値や売りやすさが保証されるものではありません。

ガバナンストークン

プロジェクトの方針などの投票に使われるトークンです。保有数量が投票権に関わる方式もあります。株式と同じ配当や経営権が当然に付くわけではなく、実際に決められる範囲を確認します。

トークノミクス

トークンの発行量、配布方法、用途、報酬、バーンなどの経済設計です。価格が安いかより、誰がどれだけ保有し、いつ供給が増えるかを調べると、購入判断の材料になります。

バーン(焼却)

トークンを使用できない状態にし、供給量を減らす処理です。送付先や実装はチェーンによって異なります。数量が減っても需要が減れば価格は下がり得るため、値上がりを約束するものではありません。

ベスティング・トークンアンロック

ベスティングは、配布されたトークンを一定期間・条件に沿って使えるようにする設計です。アンロックは制限の解除を指します。解除された全量が売られるとは限りませんが、流通量の変化を見る材料になります。

エアドロップ

一定の条件を満たす利用者などにトークンを配布することです。配布が無料でも、受取操作の費用や税務上の確認が必要になる場合があります。偽の配布サイトにウォレットをつないだり、復元フレーズを渡したりしないでください。

ミームコイン

インターネット上のネタやキャラクターなどを題材にするトークンの通称です。SNSでの人気が価格に影響することもあります。知名度の急上昇が事業の価値を意味するとは限らず、急落や売却できないリスクがあります。

現物ETF・先物ETF

ETFは取引所で売買される投資信託です。暗号資産の現物を保有する商品と、先物を利用する商品では値動きや費用が異なります。ETFの購入はBTCやETHを自分のウォレットへ直接受け取る取引ではありません。

参考:ステーブルコインの解説、ChainlinkのRWA解説

レイヤー2とブロックチェーン技術の用語

レイヤー1(L1)

ブロックチェーンの基本となるネットワークです。ビットコインやイーサリアムなどが例です。取引の記録や合意形成を担います。速度や費用だけでなく、検証を担う参加者や運用の仕組みも異なります。

レイヤー2(L2)

レイヤー1を土台に、一部の処理を別の場所で行って負担を軽くする仕組みです。イーサリアムのロールアップなどがあります。手数料を抑えられる一方、出金の待ち時間や管理権限など、方式ごとの条件も確認します。

ロールアップ

多数の取引をまとめ、結果や検証に必要な情報をレイヤー1へ送る方式です。1件ごとに基本層で処理する負担を減らします。結果の正しさをどう確認するかによって、主な方式が分かれます。

オプティミスティックロールアップ

提出された結果を基本的に正しいものとして扱い、不正があれば異議を示す仕組みのロールアップです。異議申立ての期間があるため、基本層への標準的な出金には待ち時間が生じる場合があります。

ZKロールアップ

処理結果が正しいことを示す暗号学的な証明を使うロールアップです。証明をレイヤー1で検証します。ZKという名前でも、すべての取引内容を隠すとは限らず、効率化とプライバシーは分けて考えます。

ゼロ知識証明(ZKP)

ある事実が正しいことを、その根拠となる秘密情報をすべて明かさずに示す暗号技術です。たとえば個人情報の詳細を公開せず条件を満たすことを示す用途があります。単に情報を隠すだけの技術ではありません。

ブリッジ・クロスチェーン

ブリッジは、異なるチェーンの間で資産や情報を移す仕組みです。クロスチェーンは、複数のチェーンをまたいだ連携を指します。資産の固定・発行などを使う方式もあり、橋のコントラクトや検証方法に固有のリスクがあります。

ラップドトークン

別の資産に対応する形で発行され、特定のチェーンなどで使えるようにしたトークンです。BTCに対応するトークンなどがあります。元の資産そのものと同一ではなく、保管者や交換の条件にも依存します。

オラクル

価格や天候など、ブロックチェーン外の情報をプログラムへ届ける仕組みです。DeFiでは価格情報が清算などに使われます。入力情報が誤っていれば自動処理も誤るため、情報源と更新方法が重要になります。

ノード・バリデーター

ノードは、ネットワークへ参加し、記録の保存や検証などを行うコンピューターです。バリデーターは、合意形成でブロックの提案・検証などを担います。すべてのノードが同じ役割や報酬を持つわけではありません。

メインネット・テストネット

メインネットは実際の資産を扱う本番のネットワーク、テストネットは動作確認に使うネットワークです。テスト用トークンは通常、本番の資産と同じ経済的価値を持ちません。画面の残高だけで本番資産だと判断しないでください。

ハードフォーク

以前のルールと互換性がなくなる変更です。参加者が異なるルールを使い続けるとチェーンが分かれる場合がありますが、毎回新しいコインが生まれるわけではありません。利用中のサービスの対応案内を確認します。

EVM・EVM互換

EVMは、イーサリアムのプログラムを実行する仮想的な計算環境です。EVM互換のチェーンでは、共通の開発ツールなどを利用しやすくなります。互換性があっても、同じ資産や同じ安全性が保証されるわけではありません。

データ可用性(DA)

取引の検証に必要なデータを、参加者が取得できる状態にすることです。結果だけ公開されても、元のデータが見られなければ独立した検証が難しくなります。レイヤー2の仕組みを比べるときにも使われる用語です。

参考:レイヤー2の解説、ZKロールアップの解説、オプティミスティックロールアップの解説、データ可用性の解説

NFT・Web3・コミュニティの用語

NFT(非代替性トークン)

一つずつ識別できるトークンです。作品やゲームアイテム、会員証などに使われます。NFTの所有と画像の著作権は別で、購入後にできることは利用規約によります。画像データ自体がチェーンの外に保存される場合もあります。

ミント(Mint)

トークンやNFTを新たに発行することです。NFTでは発行した作品をウォレットへ割り当てる操作などを指します。ミントの費用を払っても、その作品を高く売れることは保証されません。

NFTのフロア価格

あるコレクションで、販売中のNFTの最低出品価格を指すのが一般的です。実際に成立した売買価格とは異なります。少数の出品でも変わるため、フロア価格だけでコレクション全体の価値を判断できません。

ERC-20・ERC-721・ERC-1155

イーサリアムなどで使われるトークンの規格です。ERC-20は交換可能な単位、ERC-721は一つずつ識別するNFT、ERC-1155は複数の種類をまとめて扱う用途などに使われます。規格に合っていることは、発行者の信用を保証しません。

DAO(分散型自律組織)

ルールや投票を使い、参加者が方針を決める組織の形です。資金の使い道やサービスの変更などを投票する場合があります。名称がDAOでも、投票権の偏りや管理者の権限が残ることがあるため、実際の運営方法を見ます。

Web3

ブロックチェーンやウォレットなどを利用し、利用者がデジタル資産や活動を管理する考え方・サービス群を指す言葉です。統一された一つの製品ではありません。Web3を名乗るだけで分散性や安全性が保証されるものでもありません。

ENS

イーサリアムのアドレスなどに、読みやすい名前を結び付ける仕組みです。長い文字列を扱う負担を減らせます。名前の入力ミスや紛らわしい文字には注意し、送金前に解決されたアドレスを確認します。

アカウント抽象化・スマートウォレット

ウォレットの認証や取引処理を、プログラムで柔軟に設計できるようにする考え方です。復旧方法の追加や手数料の肩代わりなどに使われます。スマートウォレットの具体的な機能は製品ごとに異なり、復元フレーズが必ず不要になるわけではありません。

DePIN

分散型物理インフラネットワークの略です。通信設備やセンサー、計算資源などを参加者が提供し、トークンで協力を促す取り組みを指します。現実の利用需要と報酬の原資があるかが、持続性を考える材料になります。

DeSci

分散型科学という意味で、研究への資金提供やデータ共有などにブロックチェーンの仕組みを取り入れる取り組みです。研究の質が自動的に保証されるわけではなく、専門家による検証や研究倫理も必要です。

参考:NFTの解説、DAOの解説、アカウント抽象化の解説、Ethereum.orgの用語集

暗号資産の用語を理解した後に確認したいこと

金融庁は、暗号資産について次のように案内しています。

暗号資産は「法定通貨」ではありません。

金融庁「暗号資産の利用者のみなさまへ」

利用する国内の暗号資産交換業者は、金融庁・財務局への登録状況を確認しましょう。海外で有名であることは、日本で登録されていることを意味しません。無登録業者との取引には、トラブル時の対応が難しくなるリスクがあります。

実際の操作の前に

用語がわかっても、暗号資産の元本や利益は保証されません。生活に必要なお金を使う方、仕組みを理解せず報酬率だけで運用したい方には向いていません。送金先・ネットワーク・権限の内容を自分で確認できる範囲から始めましょう。

FAQ

Q. 暗号資産と仮想通貨は違うものですか?

A. 日本の制度や公式案内では暗号資産という呼び方が使われますが、一般には同じ分野を指して仮想通貨と呼ぶこともあります。商品名や記事の表記が違っても、実際の銘柄と仕組みを確認してください。

Q. 初心者はどの用語から覚えるとよいですか?

A. まずは販売所・取引所・スプレッド・ウォレット・秘密鍵・二段階認証を確認しましょう。自分のウォレットへ送金するなら、ネットワーク・ガス代・宛先タグも必要です。使う機能に合わせて少しずつ覚えれば十分です。

Q. ステーキングとレンディングは同じですか?

A. 異なります。ステーキングはPoSなどのネットワークの検証を支える仕組み、レンディングは資産を貸す仕組みです。取引所を通じたサービスでは預け先のリスクもあるため、報酬率だけでなく返還条件と損失の可能性を確認します。

Q. ステーブルコインなら値下がりしませんか?

A. 価格の安定を目指しますが、目標価格から外れるデペッグは起こり得ます。米ドルに連動する場合は、円で評価した金額が為替で変わります。準備資産、発行者、償還条件を確認してください。

Q. 売っていなければ税金の確認は不要ですか?

A. 売却以外でも、商品購入への使用や別の暗号資産への交換などが税務上の確認対象になる場合があります。原則として利益は雑所得となる扱いがありますが、事業に付随する場合などで異なります。取引履歴を残し、国税庁の最新案内を確認してください。